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AI時代だからこそ、キャンプの不自由を楽しむ

2024年末に全部レンタルで始めたキャンプを、ギアの遍歴とともに雑にふりかえる。平日はAIで楽してるのに、休日はわざわざ不便なほうに行ってる、という話。

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昼間、焚き火台で勢いよく燃える焚き火の炎

平日はAIに「これやっといて」で大体終わるようになって、調べ物とか面倒な作業とか、そういう不便がどんどん減ってる。なのに週末になると、わざわざ車に荷物積んで、電波も悪いところまで行って、火がつかなくてイライラしてたりする。便利にしたいのか不便にしたいのか、自分でもよく分からん。

そもそも昔は虫も暑いのも無理で、キャンプとか全然やりたくなかった。それが2024年末に初めて行ってから1年半、なんだかんだハマってる。なんでだろうな、というのをギアの遍歴をふりかえりつつ雑に書いておく。

全部レンタルで始めた

妻と当時1歳3ヶ月の子供、友達家族の計6名。我が家はまじで何も持ってなかったので、大半レンタル。テントとシートだけで寝たら、朝、体がバキバキになった。マットと寝袋、ちゃんと無いと普通にしんどい。

芝生のグラウンドに張った大きな2ルームテントと赤いツーバーナー

どんだけ事前に調べても「朝、腰が痛い」は行ってみないと分からん。初キャンプの記録にも書いたけど、こういうのは結局やってみて覚えるしかないなと思う。

気づけばデビューから9回

日付キャンプ場場所
2024年11月ランタン森屋(デビュー・全部レンタル)
2025年4月27日鳥野目キャンプ場
2025年5月23日ふもとっぱらキャンプ場静岡・富士宮
2025年7月19日ASAMA Park Field
2025年9月13日みずがき山森の農園キャンプ場山梨・北杜市
2025年10月11日ふもとっぱらキャンプ場静岡・富士宮
2025年11月23日スプラッシュガーデン秩父埼玉・秩父
2026年4月25〜26日RECAMP館山千葉・館山
2026年5月30〜31日べるが尾白の森キャンプ場山梨・北杜市

2025年は6回行って、2026年ももう2回行った。ふもとっぱらは早くも2回、気に入ってリピートしてる。

買って、手放して、Update

2025年はとにかく試行錯誤。買って使ってみて、合わなかったら手放す、を繰り返してたら、気づいたら車の荷物がどんどんコンパクトになってた。

昔買った60Lのハードクーラーで毎回パンパンだった積載が、

ハードクーラーと大きな袋でぎゅうぎゅうの夜の車のトランク

折りコン+ソフトクーラーを経て、

折りコンとソフトクーラーで整理された車のトランク

最終的に同じ規格のドライバッグで統一した。同じ形が並ぶと積むのがめっちゃ速い。買い足した分だけ、いらないものも手放した感じ。

森のサイトで同じ規格の黒いドライバッグが整然と並んだ車のトランク

調理も、最初は網だけだったのが、コンパクトなテーブルと鉄のフライパンに落ち着いた。道具が減ってきて、だんだん手に馴染んできた。

コンパクトな黒いテーブルの上の食材と、立てかけた鉄のフライパン

バーナーと調理台もここに至るまで色々変えてきて、今はCargo Containerの「CC コンフォートモジュールテーブル」に落ち着いてる。

cargo-container.shop

消していい不便と、残したい不便

やってるうちに、不便にも消したいやつと残したいやつがあるな、と思うようになった。

積み込みとか、嵩張りとか、撤収とか、その辺の段取りの不便は別に消したい。仕事でAIに投げてるのもだいたいこういうやつ(調べ物、ボイラープレート、議事録、英語)。楽できるところは楽したい。

逆に、焚き火だけは効率化したくない。風見て薪組んで、なかなか火が回らなくてイライラして、やっと安定すると地味に嬉しい。暖かさだけなら電気毛布のほうが上に決まってるのに、わざわざ手間のかかるほうをやってる。

最初の火種だけは着火剤に頼ってるけど、なかなか火が回らないのも含めて、焚き火はやっぱ楽しい。

store.fieldseven.jp

ただ料理は別で、焚き火は火力が安定しないから、SOTOのガスバーナーを買った。ガスは偉大。眺める用の火と、飯を作る用の火は分けたほうが楽だった。

森の中に張った黒いモノポールテントと、低いテーブルのカップ。奥には隣のサイトのテント

このときは隣が同じテントの家族で、ちょっと嬉しくて「同じですね笑」くらいは喋った。テントもレンタルのコールマン2ルーム、自分で買ったTokyo Craftsの2ルームときて、今はもう少し小さくして設営・撤収を楽にしたいなと思ってる。これも別に消していい不便のほう。

ヤシの木の並ぶサイトに張ったドームテントと、車の横の焚き火

で、なんでハマったか

たぶん、不便なほうが時間がゆっくり流れる感じがあるからかな。火をいじってる時間って、家でぼーっとしてる時間よりやたら長く感じる。子供が地面で枝いじってるだけの時間とか、効率で考えたら完全に無駄なんだけど、後から思い出すのはなぜかそういう場面だったりする。

星空の下、ランタンに照らされた夜のキャンプサイトと車

正直、家族はまだ「行きたい!」って感じじゃなくて、僕に付き合ってくれてるだけだと思う。でも、普段の便利で忙しい生活だと、家族で何かをずっと一緒にやったり喋ったりするのって意外と難しくて。キャンプだと否応なくその時間ができる。なんだかんだ、それがいちばん良かったりするのかもしれない。

便利になるのは普通に大歓迎だし、仕事はもっと楽にしたい。そのうえで、たまに自分から不便なほうに行くのも、なんだかんだ楽しいんだよな。次は何を買い足して何を手放すかなー。とりあえず今年もまだ行く。

夜の暗闇に浮かび上がる、焚き火台の炎

#キャンプ

shinofaraソフトウェアエンジニア。AI と人間の協働による開発に関心を持つ。

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